@ライトフルサロン
camera:SONY α900
今期のライトフルサロンの色彩検定講座は、不思議な縁があってプライベートレッスン形式になっています。
そこで、ここぞとばかりに(?)大人数ではなかなかできない余談的実験。
色料の三原色、シアン・マゼンタ・イエローの色水を使って
シアン+マゼンタ=青
マゼンタ+イエロー=赤
イエロー+シアン=緑
になる混色実験をしましょう…というのはよくあるパターンですが(この記事の本題はココじゃないですよ!)
基本を踏まえたうえで、色相環…というか色相帯とでも呼ぶべき形…を作ることにチャレンジしてみました♪
結果から言うと、
見事に成功!
写真の左側はシアン+マゼンタ=青の混色実験です。十分に混ざり合うと一様な色になります。
逆に、あえて混ざらないように注意深く三色を重ねていくと、右側のように色相の帯ができあがります。
この写真は、シアン → マゼンタ → イエロー → 再びシアン の順に入れていった結果です。
***
細かい話になりますが、ちょっとだけ解説すると、混ざり対策としてそれぞれの色水にグラニュー糖を溶かして、比重を変えています。
感覚的にはそれでも混ざるような気がしますが、2時間ほど放置していてもきれいなグラデーションを保っています。
それどころか、傾けてもまだ混ざらない・・・
意外なほど混ざりません。しばらくオブジェとして置いておこうと思います。
今回使ったのは「色の科学じっけんセット」 。Amazonでも売っていました。
このセットには砂糖を使ってくださいと書いてありました。たまたまサロンに砂糖がなかったのでグラニュー糖を使いましたが、特に問題はありません。
砂糖を混ぜる分量などもちゃんと説明書に書いてありますので、ご興味のある方は買って試してみてください。ちょっと感動しますよ。