“第一印象”
という言葉や、その発想はあまり好きではないのですが…
一般的には、はじめて会う人の印象は
秒単位の時間で決まるそうですね。
実際そうだとは言え、人の上っ面だけ見て何が分かるんだよ、と思うし
自分自身、意図的に良く見せることには違和感があります。
ハッキリ言って、“良く見せる”のは無駄なこと…というか
物事を複雑にさせるだけの、無駄なこと以下の行いのように思えます。
「人は外見で判断してはいけない」という言葉は
そういう気持ちを代弁してくれているわけですが、一方で、
外見で、その人が持っている大きな流れが分かるのも確かです。
“良く見せる”のではなく“良く見える”見た目は真実です。
力を入れれば、一時的に姿勢を“良く見せる”ことはできます。
力が尽きれば、そのときだけ良かった姿勢は元に戻ります。
姿勢は意識が形作るもので、生活習慣そのものです。
日頃から身についている美しい姿勢は、いつ見ても“良く見え”ます。
今まで何を願ってどういう生き方をしてきたのか・・・
その結果として、内側から滲み出てきて自然とそう見えるもの
という意味では、過去に積み重ねてきたものが今に出ていて、
「人は見た目が9割」説もまったくの嘘ではないでしょう。
通常、ほとんどの人は“良く見せる”ことで表れているものと
“良く見える”ことで表れているものが混在しています。
“良く見える”ものは、その人の本質です。
一人ひとりの本質を写真にすることが、私の仕事です。
“良く見せる”ことで人を集めても
“良く見せる”力が尽きれば人は散っていきます。
“良く見える”ところに共感して、人が集まってきます。
“良く見える”ことは無理をしなくても長く続きます。
人は誰でも“良く見える”ところがあって、それが個性です。
個性を活かして自分らしく人とつながっていけたらいいですね。
写真は、その個性を伝える可能性を秘めています。
写真の力で、みなさま一人ひとりの生き方を応援できれば幸いです。
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しばしひきこもっていたもので、コメントが遅くなってしまいました。m(__)m
返信削除こんな素敵なところに登場させていただくなんて恐縮…(^_^;)
そしてめっちゃ光栄でございます♪
やっぱり見た目というか第一印象って大切…。
見た人はそこから何かしらの空気を読み取るのだろうなって。
撮影時…軽くおしゃべりしていたほんの一瞬、
見せるも見せないも考えてなかった隙をつかれましたね(笑)
自分の思考にはない自分像がそこにありました。
あの当時の本質はこんな感じだったのかな?
そして今はどう映るのでしょう?
そろそろ第2弾、お願いする時期でしょうか…
またよろしくお願いいたします(^^)
≫ mayuraさん
返信削除写真のみならず、
コメントにもご登場ありがとうございます(^_^)
そうですね、人間にも動物の勘はあるでしょうから
過去の積み重ねが透けて見えるんでしょうね。
人はどんどん変わっていきますし、
写真はどうしても撮った時点で過去のものになるので
やはり今撮るとまた違った印象になるかもしれません。
第2弾、一歩成長したときや環境が変わったときなど
いつでもおっしゃってくださいm(__)m